Calendar
<<   2016年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

2010ゼミ特集(前編)

本校では、最新の技術や知識を身につけて即戦力となるように、独自のゼミを実施しています。卒業後、接骨院での施術や独立開業はもちろん、スポーツトレーナーや病院、医院の物理・運動療法担当としても活躍できるよう、さまざまな観点から実践力と応用力を学びます。

キネシオテーピングゼミ
キネシオテーピングは、皮膚に直接貼って痛みを取り、筋肉や関節の動きを助けるもので、接骨院・病院の臨床やスポーツの現場などで幅広く使われています。本ゼミでは、臨床経験に基づいたコツやポイントも交えてわかりやすく解説。キネシオテーピングの4種類のテスト法・基本理論・基本練習・症状別の20種類のテーピング法を習得し、認定試験に合格するとCKTT(キネシオテーピング協会認定トレーナー資格)が取得できます。できるだけ多くの時間を基本練習に充て、2人1組で貼りあい、患者の立場を体感・体験し、より実践的な手法を学びます。
IMG_5384.JPG
IMG_5379.JPG

スポーツトレーナーゼミ
医療従事者として、メンタル面をサポートできるトレーナーをめざし、トップアスリート育成につながるトレーニング法・指導法を身につけます。その技法として学ぶ「アタックモーションエクササイズ(攻撃性運動機能調整法)」は、集中力を利用して身体の動きを調整し、筋肉の意識そのものを、内向性から外向性に変えるというもの。行動力を養うエクササイズで、潜在意識から身体を調整し、性格も積極的・前向きに変えていきます。一度できたことは二度でき、二度できたことはずっと出来ると思えるという回路が定着し、アスリートの「結果」に結びつくようになります。
IMG_5061.JPG
IMG_5253.JPG
スポーツ指導論ゼミ
スポーツトレーナーとしてアスリートの潜在能力を引き出す方法を身につけるため、アスリートの精神力を強化・安定させる方法と、その考え方・捉え方ができるように、科学的裏付けのあるメンタル面の強化策を習得します。アスリートの技術向上には、「心・技・体」の強化、とりわけ「心ー精神面」の強化が必要となります。イメージすることが実際に出来るようになるには、集中力が大切です。例えば、「ボール積み」(下の写真)は集中力と集中持続力を鍛える手法の一つ。実践してみることで、自らの能力を高め、アスリートの能力を伸ばす技術を身につけます。受講生からも「本当の集中状態がわかり、何事に対しても集中できるようになった」と好評です。その他、様々な手法を習得することで、意識改革にも繋がり、アスリートの育成はもちろん、子育てや部下の育成等、ビジネスにも応用でき。人生を変えるきっかけにもなり得ます。

IMG_5144.JPG
テーピングゼミ
柔道整復師、スポーツトレーナーに必要な、テーピングの知識や技術を反復練習することで、確実に身につけていきます。部位別・症状別に多くの巻き方を学び、通常は3分程度かかりますが、2分位何に綺麗に巻くことを目標にしています。定員を急遽増やした人気のゼミで、「アンダーラップの存在すら知らず、アンダーラップを巻くのがこんなに難しいとは思わなかった」「一見簡単そうにみえたが、実際には巻きにくい頑張ってマスターします!」「同じ講師のスポーツ指導論ゼミも受け、精神面から学びたくなった」と、初回から意欲が湧いたようです。

IMG_5412.JPG

スポーツマッサージゼミ
スポーツ障害の治療法の一つとして、マッサージによるアスリートのコンディション維持・疲労回復・運動機能向上を図る方法を習得します。からだに直接触れるため、衛生面・患者様に対するマナーやコミュニケーションのとり方や、健康状態を把握する方法を合わせて学びます。
この日は、マッサージの基本術式の実技の講義で、スポーツマッサージの最初と最後に使う重要な主義である軽擦法をはじめ、強擦法や振せん法などについて、コツを交えてわかり易く解説。受講生からは「実践的で楽しく、わかりやすかった」「ゼミでしか学べない手法や説明を受け、ためになった」と、"ちょっぴり人を幸せにできる手"になる自信を得られたようです。

IMG_5201.JPG
後編に続きます。