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2010年7月アーカイブ

2010ゼミ特集(後編)

前編に引き続き、ゼミの紹介です。

心理学ゼミ
医療従事者は、患者の目線で患者と共に治療をすすめる姿勢と、自らのコミュニケーションスキル・思考パターン・価値観・偏見などについて知ることが必要です。これらを講義・心理テスト・グループワーク・カウンセリング実習などを通して学びます。まずは、自己紹介(名前・入学したきっかけ・心理学ゼミを受講する理由)で、これから一緒に学ぶ人たちの印象をはかりました。講義を重ねるうち、コミュケーションが生まれ、協力して仕事をする大切さを学び、合わせて互いの内面についても理解していきます。人の中にいるからこそ自分自身が見え、患者を理解するうえで必要な知識となるのです。
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柔道ゼミ
「柔道を通して柔道整復師としての人間形成を図る」ことを目的に、初心者から有段者まで、幅広いレベルの学生が参加しています。基本を大切にし、ケガをしないよう心がけていますが、もしもケガをした場合には手当の実技を学びます。
ゼミ生全員の商談を目標とし、積極的に昇段試験にチャレンジしており、有段者はより上の団を目指しています。入学時に全く柔道の経験がない学生も、練習を重ねた結果、毎年数名が黒帯(初段)を取得しています。
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法律ゼミ
法律は難しいと思われがちですが、実は日々体験しているものです。生活するうえで最も身近な民法や、経営者に必要な税法を中心に、契約や税の基礎知識をはじめ、売買契約・賃貸借契約・所得税法・確定申告など、また家族法や相続・贈与について、ケーススタディで学びます。将来開業し、経営者となるものにとって必要な、「契約書のチェックと作成・財務管理・確定申告書が作成できる」ことを目標にしています。
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コンピュータゼミ
ワード・エクセルの基本操作をはじめ、開業後に役立つホームページやチラシの作成までを学びます。ホームページ作成にあたっては、インターネットを使ったマーケティング的な観点も視野に入れています。あわせて、出来る限り既存ソフトを使わずに実践することで、その仕組を理解していきます。各個人のレビルに合わせた、きめ細やかな指導も大きな特徴です。
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国家試験対策 解剖学・生理学ゼミ
基礎医学である解剖学・生理学をきちんと修得するためには、生物の生命現象をミクロ(分子レベル)からまなび「生化学」の理解が必要です。本ゼミでは、毎回テーマに沿った「生化学」の内容を取り入れた解剖学・生理学をまなび、国家試験の過去問題を解いて実力をつけていきます。図や写真を用いて丁寧に分かりやすく解説されるので、高校時に生物・化学を履修していなくても基礎からしっかり理解できます。国家試験合格はもちろん、資格取得後に質の高い医療人になることをめざしています。
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他にも、関目病院での実習や、IPUでの現場実習などのゼミがありますので、また記事にしていきたいと思っています。

2010ゼミ特集(前編)

本校では、最新の技術や知識を身につけて即戦力となるように、独自のゼミを実施しています。卒業後、接骨院での施術や独立開業はもちろん、スポーツトレーナーや病院、医院の物理・運動療法担当としても活躍できるよう、さまざまな観点から実践力と応用力を学びます。

キネシオテーピングゼミ
キネシオテーピングは、皮膚に直接貼って痛みを取り、筋肉や関節の動きを助けるもので、接骨院・病院の臨床やスポーツの現場などで幅広く使われています。本ゼミでは、臨床経験に基づいたコツやポイントも交えてわかりやすく解説。キネシオテーピングの4種類のテスト法・基本理論・基本練習・症状別の20種類のテーピング法を習得し、認定試験に合格するとCKTT(キネシオテーピング協会認定トレーナー資格)が取得できます。できるだけ多くの時間を基本練習に充て、2人1組で貼りあい、患者の立場を体感・体験し、より実践的な手法を学びます。
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スポーツトレーナーゼミ
医療従事者として、メンタル面をサポートできるトレーナーをめざし、トップアスリート育成につながるトレーニング法・指導法を身につけます。その技法として学ぶ「アタックモーションエクササイズ(攻撃性運動機能調整法)」は、集中力を利用して身体の動きを調整し、筋肉の意識そのものを、内向性から外向性に変えるというもの。行動力を養うエクササイズで、潜在意識から身体を調整し、性格も積極的・前向きに変えていきます。一度できたことは二度でき、二度できたことはずっと出来ると思えるという回路が定着し、アスリートの「結果」に結びつくようになります。
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スポーツ指導論ゼミ
スポーツトレーナーとしてアスリートの潜在能力を引き出す方法を身につけるため、アスリートの精神力を強化・安定させる方法と、その考え方・捉え方ができるように、科学的裏付けのあるメンタル面の強化策を習得します。アスリートの技術向上には、「心・技・体」の強化、とりわけ「心ー精神面」の強化が必要となります。イメージすることが実際に出来るようになるには、集中力が大切です。例えば、「ボール積み」(下の写真)は集中力と集中持続力を鍛える手法の一つ。実践してみることで、自らの能力を高め、アスリートの能力を伸ばす技術を身につけます。受講生からも「本当の集中状態がわかり、何事に対しても集中できるようになった」と好評です。その他、様々な手法を習得することで、意識改革にも繋がり、アスリートの育成はもちろん、子育てや部下の育成等、ビジネスにも応用でき。人生を変えるきっかけにもなり得ます。

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テーピングゼミ
柔道整復師、スポーツトレーナーに必要な、テーピングの知識や技術を反復練習することで、確実に身につけていきます。部位別・症状別に多くの巻き方を学び、通常は3分程度かかりますが、2分位何に綺麗に巻くことを目標にしています。定員を急遽増やした人気のゼミで、「アンダーラップの存在すら知らず、アンダーラップを巻くのがこんなに難しいとは思わなかった」「一見簡単そうにみえたが、実際には巻きにくい頑張ってマスターします!」「同じ講師のスポーツ指導論ゼミも受け、精神面から学びたくなった」と、初回から意欲が湧いたようです。

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スポーツマッサージゼミ
スポーツ障害の治療法の一つとして、マッサージによるアスリートのコンディション維持・疲労回復・運動機能向上を図る方法を習得します。からだに直接触れるため、衛生面・患者様に対するマナーやコミュニケーションのとり方や、健康状態を把握する方法を合わせて学びます。
この日は、マッサージの基本術式の実技の講義で、スポーツマッサージの最初と最後に使う重要な主義である軽擦法をはじめ、強擦法や振せん法などについて、コツを交えてわかり易く解説。受講生からは「実践的で楽しく、わかりやすかった」「ゼミでしか学べない手法や説明を受け、ためになった」と、"ちょっぴり人を幸せにできる手"になる自信を得られたようです。

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後編に続きます。



Kanken News Vol.4が完成しました。

資料請求者の方、学校説明会参加者にお配りしています。
内容を抜粋して、紹介しておきます。

国家試験対策の声(柔道整復師国家試験合格者の声)

最優秀学生賞(MVS賞受賞)
目黒悠嗣さん
これからが真のスタート「一生勉強」を座右の銘に
かつてはプロボクサーでした。4年前に引退し、現在はトレーナーをしています。関健を選んだのは、国家試験の合格率が高いから。受業はポイントを抑えており、なにより質問のしやすい雰囲気がよかったです。勉強と仕事を両立させるのはつらいこともありましたが、時間を決めて毎日コツコツ勉強しました。柔道整復師の資格をとったこれからが、本当のスタートです。人の体を触るというしごとをするからには、「一生勉強」です。これからも、日々の努力を重ねていきたいと思います。

貞利津留代さん
「現場に溢れる宝物」を見極める基礎力を養った3年間
ヘルニアを患い、接骨院のお世話になったことがきっかけで「投薬や手術に頼らなくても、人は健康な体を取り戻す」ことを、身をもって体験し、この仕事に就きたいと思いました。学業に家事に仕事にと、時間に追われる毎日でしたが、学生生活は楽しく、勉強できることに感謝の気持ちでいっぱいで、苦労だと思ったことは一度もありません。国家資格は「いつ、どこで、誰に対しても、やりたいことができる自分になる」ための武器の一つだと思っています。さらに接骨院で経験を積み、結果として患者様に喜んでいただければ幸いです。

岡田泰造さん
良きクラスメートと恩師に恵まれ、充実した学生生活
高校時代、腰を痛めて接骨院のお世話になったことがきっかけで入学。夜間部だったこともあり、クラスメートには様々な仕事の経験者が多く、話を聞いているだけでも楽しかったです。勉強はそんなに得意ではありませんでしたが、成績の良いクラスメートに教えてもらったり、国試対策の補講を受けたりして、だんだん自信もつきました。何より、国試前の3週間に、朝9時から夜9時まで徹底した補講をしてくれたことが、合格につながったのだと思います。独立開業を最終目標に、今後も頑張ります。

平成21年度 卒業式
平成22年3月20日、ラッセホール(神戸市中央区)で平成21年度卒業式を実施。一人ひとりに卒業証書・称号授与書を手渡され、皆勤賞をはじめ成績優秀者の学外・学内表彰も行われました。
式典後の懇親会では、卒業生たちが教員たちと記念撮影をしたり、思い出や仕事や将来について尽きない話をしたりと、和やかな時間を過ごしました。卒業生たちの今後の活躍が期待されます。

平成22年度 入学式
4月4日、ホテル竹園芦屋(芦屋市)で、平成22年度入学式を実施いたしました。引き締まった表情の新入生たちは、晴れやかな門出を機に、それぞれの決意を新たにしていたようです。
入学生のコメント
川上比呂さん(山口大学出身)
スポーツトレーナーに興味があり、大学時代、ジュニアスポーツ指導員やスポーツプログラマーなどの資格を取りました。私自身、野球をしていて怪我に悩まされたので、将来は開業し、アスリートを支えていきたいと思っています。

岩本怜さん(兵庫県立星陵高等学校出身)
父の接骨院を手伝っているうち、私も父のようになりたいと思い入学しました。これからの3年で、知識と技術だけでなく、人間性も高めていきたいです。


オープンキャンパス7月11日@関西健康科学専門学校

今日の体験授業は、林先生です。
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体験授業は、今日は三角巾の使い方を学んでいただきました。
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写真は、最後の方の片付け方です。林先生は、すこし怖そうに見えるみたいですが、実際はそんなことないんですよ。

ここのところは、体験授業の様子ばかりですが、個別相談や施設見学の様子などを紹介できればと思っています。

第9回臨床研修会開催

2010年6月27日に第9回臨床研修会(関西健康科学専門学校卒後研修会)を開催いたしました。

今回は、卒業生でもある南牟礼豊蔵さん(元阪急ブレーブス・阪神タイガース外野手)による講演を行ないました。

母校での講演会ということで、リラックスされていると思いきや、始まる前はすこし、緊張されていたように感じましたが、始まるといつもの南牟礼さんといった感じでした。

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OT理論による体幹の使い方』〜肩胛骨と股関節の関連性について〜という題での講演でした。今年もあと2回ほどこのような形の卒業生向けの臨床研修会を開催いたします。興味のある方はご参加ください。